双子の順番の決め方!どちらが兄になるかは決まっている

豆知識

双子の場合、「先に生まれたほうが兄・姉」となります。

このことは、昭和23年1月1日から新しく施行された戸籍法の定めにより、厳しく守られることになりました。

それ以前の明治7年(1874年)にも今と同じ決まりが定められたのですが、当時の人々には法に対する関心が薄かったようです。

先に生まれたほうが兄だとか、
イヤイヤ後から生まれたほうが兄だとか。

「法による決まり」でなく土地ごとの慣習でもってずいぶんいい加減に決めていました。

明治時代初期までは双子の順番を決める法の定めがなかったのですからどちらでもよかったのです。

双子の順番を決める法が定められたのはいつ

最初の定めは明治7年(1874年)12月13日に出された「双子の場合は、先に生まれたほうを兄・姉とする」という太政官指令でした。

これにより今まで土地ごとの慣習によって決めていた兄弟の決め方が全国一律に統一されたはずなのですが、長年の慣習は簡単には変わりませんでした。

かって名古屋には新聞やテレビなどに大きく取り上げられていた「きんさん」「ぎんさん」という有名な双子姉妹がいました。

太政官指令から18年もたった明治25年生まれなのですが、後から生まれた「きんさんが」姉で、先に生まれた「ぎんさん」が妹でした。

まだまだ「双子の場合は、先に生まれたほうを兄・姉とする」法は守られていなかったのです。

そこで司法省民刑局長は「出生ノ前後」をもって順序を定めるように再度の通達を明治31年(1898年)10月12日にが出しました。

先に生まれた方を兄が厳守されたのはいつから

昭和23年1月1日から新しい戸籍法が施行されるようになり、

「出生」については届出期間、届出事項、出生証明書の添付が定められています。

これらの決まりにより、子供が生まれたときには

  • 14日以内に出生の届出。
  • 出生の年月日時分及び場所の記載。
  • 医師あるいは助産婦などによって作成される出生証明書の添付。
  • 出生証明書には「出生の年月日時分」「単胎か多胎かの別及び多胎の場合には、その出産順位」の記載。

などが義務づけられました

これにより双子の場合、出生の届出に記載された出生の年月日時分に基づいて、先に生まれたほうが兄・姉、後から生まれたほうが弟・妹として正しく戸籍に記載されるようになりました。

長い年月を経て、やっとのことで1874年(明治7年)12月13日に出された、「双子の場合は、先に生まれたほうを兄・姉とする」という太政官指令が確実に履行されるようになったのです。

ちなみに、太政官指令が出された12月13日は「双子の日」記念日となっています。

双子の順番は帝王切開だとどうなる

特別な事情がない限り、お腹の下にいる子から取りあげ、その子が第1子となりますから、自然分娩と同じ順番になります。

先に取り上げたほうが兄・姉になり、後から取り上げたほうが弟・妹になります。

何らかの理由でお腹の上の子を先に取り上げたのなら、この子が第1子となりますから、兄・姉になります。

双子は後から生まれた方が長男の説ってなぜ?

先に生まれた子が弟・妹とされていた時もありました。

これは土地の慣習によりもので、当然はっきりした理由などありません。

なにも根拠などありませんから、

  • 兄・姉、は先に母の胎内に入り奥にいるため後からでてくるはず。
  • 弟・妹、は兄・姉を守るため、先に露払いとして出てくるはず。

などという、もっともらしい理由づけをしていたということです。

双子の指紋は同じ?指紋認証したらどうなう?

一卵性でも二卵性でもそれぞれの指紋は別になります。

顔や性格がそっくりな双子ちゃんですから、指紋もそっくりなんではと思いがちですが、

デジタル機器でお互いの指紋を入れ替えて試すと全く別の指紋として認識されます。

双子といえど別の人間なんですから、当たり前といえば当たり前です。

でも、顔認証については、ホクロなどはっきりした相違点がなければ、AIも正確に判別できません。

まとめ

双子が生まれたときには「先に生まれたほうが兄(姉」となり「後から生まれたほうが弟・妹」になります。

医学的根拠があるわけではありません。

単に兄弟の順番を決めるために、このように決めたということです。

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