小学生を連れてのお出かけ。
小学生向けのサービスは気になりますよね。
でも、
小学生未満・小学生以下が対象ですといわれると
小学生未満
と
小学生以下
小学生が入るのはどっち?
なんて迷うことありませんか?
先にいってしまうと
- 「小学生未満に小学生は入らない」
- 「小学生以下に小学生は入る」
が答えです。
この記事では、小学生未満の意味、以下との違いについて解説しますので、これを読めば、未満と以下の違いで迷うことはなくなります。
小学生未満の意味とは?
「未満」とは、その数に達していないこと。
小学生未満とは、いまだ小学生に達していないという意味になります。
別のいい方をすると、
小学生未満とは、未就学児童をさします。
未就学児童とは、いまだ就学児童に達していない、
つまり、まだ「小学校に入って教育を受ける児童」に達していないということです。
未満とは次のようになります。
- 小学生未満とは:小学校入学前~0歳。
- 中学生未満とは:中学校入学前~0歳。
- 18歳未満とは:17歳~0歳。
- 千円未満とは:999円~1円。
小学生以下とは
「小学生以下」とは、小学校に入学する前の幼児から小学生全員を含む年齢層を指します。具体的には、0歳(生後間もない乳幼児)から小学校最終学年までの子供たちが「小学生以下」に含まれます。
言い換えれば、「小学生以下」は小学生を含み、その下の年齢の子供たち全てを指す言葉です。
例えば、飲食店が「小学生以下無料」と宣伝している場合、これは乳幼児や幼稚園児だけでなく、小学生も無料サービスの対象であることを意味します。
未満と以下の違い
「未満」とは、いまだ満たずの意で、その数に達していないことを表します。
基準となる数量を含めず、それより下の数ということです。
小学生未満無料といえば、
まだ小学校に入学していない未就学児童は無料、小学生は有料となります。
「以下」とは「~より下」が本来の意味です。
旺文社 詳解国語辞典によれば、
- 数量・程度などがある基準より下であること。
- 数学や法律などの用法では基準の数量を含む範囲をさし、含まない場合は「未満」を用いる。
となっており、
数学や法律で用いられる場合は正確を期す必要から「基準を含む」と定義されています。
一般には「以下」と「未満」の違いは、基準を含めるか、含めないか、にあるのですが、基準を含めない「以下」の使われ方もあります。
たとえば、
「小学生以下の能力」といえば、
小学生を含めてそれより下の能力、つまり、「小学生と同じか、それより下の能力」という意味ではなく、
「小学生の能力にも達していない」「小学生ほどの能力もない」という意味で使われています。
「小学生未満の能力」といってくれたほうが分かりやすいんですが、そうはいわないんですよね
- 小学生未満は、小学校入学前~0歳。
- 小学生以下は、小学6年生~0歳。
- 18歳未満は、17歳~0歳。
- 18歳以下は、18歳~0歳。
- 80点未満は、79点~1点。
- 80点以下は、80点~1点。
まとめ
- 小学生未満に小学生は入りません。
- 小学生以下には小学生は入ります。
- 〇〇未満とは、〇〇を含めずそれより下。
- 〇〇以下とは、〇〇を含めてそれより下。
ただし、
「以下」には基準となるものを含めない使われ方もあります。
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