ライブのチケットを取ろうとしているとき、「注釈付き指定席」という言葉を目にしたことはありませんか?
なんとなく「見えにくい席なのかな」と思ってスルーしてしまう方も多いかもしれませんが、実はこの席種、うまく活用すれば人気ライブに潜り込めるチャンスになることもあるんです。
今回は、そんな注釈付き指定席の特徴や選び方、さらに見え方の実例やおすすめ会場まで、じっくりお話ししてみようと思います。
注釈付き指定席とは?その基本とメリット・注意点
注釈付き指定席とは、ステージの一部が見えづらいなどの制限がある代わりに、価格が少し安く設定されている指定席のことです。
会場によっては「ステージ裏」「スピーカーの近く」「機材の影になる場所」など、さまざまなパターンがあります。
メリット:お得に参加できる!
- 通常の指定席よりも安く買えることが多い
- 完売した公演でも追加で販売されることがある
- 運が良ければ、思ったより近くてよく見える席もある
私も実際に、某アリーナツアーで注釈付き指定席に当たったことがあります。たしかにメインステージは見切れていましたが、花道がすぐ近くに来て、表情がよく見えた瞬間もありました。
デメリット:見えない覚悟も必要
- ステージ全体が見えないこともある
- スピーカーの位置によって音質がこもる場合もある
- 照明や機材でかなり視界が遮られることも
要するに、「多少の制限は飲み込んででも、生で観たい!」という方向けです。
他にもある!似たような席種との違い
「注釈付き指定席」に似た名前の席って、実はいろいろあるんです。混乱しやすいので整理しておきましょう。
見切れ席
- ステージの一部が物理的に見切れてしまう席
- 機材や構造物による遮りが大きい
- 値段は最安値レベル、でも割り切りが必要
機材開放席
- 機材を設置する予定だった場所を解放した席
- ステージに比較的近いが、音響や照明の影響あり
注釈付きS席
- 通常のS席エリアにあるが、制限ありで割引
- 座席自体の位置は良好、コスパは高め
それぞれ制限の内容が異なるので、チケット申し込みの際は公式サイトの注釈をしっかり読むことが大事です。
注釈付き指定席は当たりやすい?コツは?
「注釈付きなら当たりやすいでしょ」と思われがちですが、人気公演ではそれでも倍率が高いこともあります。
でも、いくつか工夫をすれば、チケットのチャンスを広げられます。
チケット購入のポイント
- 会場の座席表を事前にチェックする
- 注釈の内容をよく読む(どの程度の制限か)
- 過去にその会場へ行った人の体験談を探す
- SNSやファンブログで実際の見え方を調べる
狙い目の会場(あくまで個人的な印象です)
- 横浜アリーナ:花道が長く、横からでもよく見える
- さいたまスーパーアリーナ:大型スクリーンが充実
- 大阪城ホール:ステージとの距離感が近め
大きな会場ほど「演出の工夫」がされているので、注釈付きでも楽しめる確率は高いです。
最後に:転売にはご注意を
チケットがなかなか取れないと、つい転売サイトに手を出したくなりますが、不正チケットや偽造のリスクがあるため絶対にNGです。
必ず公式の販売ルート(ファンクラブ、公式プレイガイド)から購入しましょう。
まとめ:注釈付き指定席は「覚悟」つきのチャンス席
- 注釈付き指定席は「見えづらい代わりに安い」席
- デメリットもあるが、価格と体験のバランスが良い
- 会場によっては大当たりの席になることも!
ちょっとした勇気と情報収集があれば、注釈付き指定席でも素晴らしい時間が過ごせる可能性はじゅうぶんあります。
あなたのライブ体験が、最高の思い出になりますように。