重要書類を封筒の中に入れて郵送するんだけど、
封筒を紛失するなんてないだろなぁ・・・
一般の郵便と違い、重要書類を送るとなるとちょっと不安がよぎることありませんか。
ちゃんと開封してもらえたかなぁ・・・
同封した書類に、大事な締切日などが書かれているような場合だと、よけい気になりますよね。
ですから、封筒の表に「重要書類在中」の文字を書き加えて、相手の注意をひきつけるわけですが、
封筒に「〇〇書類在中」って、具体的にどう書けばよいのでしょうか。
この記事では「重要書類在中」の封筒への書き方、送り方、位置、色、大きさ、3つのポイントを解説します。
重要書類在中どこに書く?
重要書類在中はどこに書くのか、3つのポイントを説明します。
縦書きで書く場合
縦書きの封筒の場合は、封筒の左下になります。
(縦書きならここ一択ですね)
横書きで書く場合
横書きの封筒なら・・・特に場所は決まっていません。
①、②、③以外の場所に印刷している上場企業もあり、正直バラバラです。
実際、大手企業にしても会社によって位置はバラバラ
特に理由はないんだろうな。
文字の色は赤字と黒字どっちで書く
何色で書くべきと決まっているわけではないですが、
相手の注意を引きつけることが目的なのですから、よく目立つ色として、赤字が使われることが多いです。
ただ、例外もありますが一般的には、金銭に関わる「請求書在中」や「領収証在中」「見積書在中」などは黒字や青字が使われています。
事業経営者は「赤字」には敏感で拒否反応をおこしますから・・・
就活などで「履歴書在中」と書く際は、よく目立つ赤色や朱色がよく使われています。
あまり深く考えすぎず、赤(朱)色、黒色、青(藍)色の中からお好きな色を選んでください。
文字の大きさは?
文字の大きさは、宛名と同じくらいの大きさを目安にします。
小さすぎて目立たないのでは、意味がありません。
かといって、宛名より大きく書いては、みぐるしく、書いた人の美的センスが疑われてしまいます。
就職のための履歴書在中だったら、人事担当者にマイナスイメージを与えかねません。
目安は、宛名の文字と同程度か気持ち小さめにすると、バランスよく収まります。
文字は囲む?
囲まなければならいというものではありません。
囲むことでよく目立つと思えば、囲めばいいだけです。
これは、個人の感覚、好みといってもいいです。
ただし、線で囲むならフリーハンドでなく、定規を使いきれいな線で囲みましょう。
でも私からすれば、そこまで手間をかける必要はないのでは、と思ってしまいます。
手書きとスタンプどっちがよい?
どちらでも構いません。
手書きなら、楷書体で書くことをおすすめします。
達筆だからといって、くずし字で書くのはやめたほうがよいでしょう。
筆不精の人なら、迷わずスタンプを使えばいいんです。
スタンプなら、枠で囲ったものもりますから、「重要書類在中」を線で囲みたい人にはうってつけです。
事務で使うなら、納品書在中、請求書在中などは、日頃から常に使う機会があるものですから、スタンプを用意したほうが便利です。
重要書類在中の送り方は?
重要書類を送るわけですから、確実で安心できる方法を選ばないといけません。
郵便で送る場合は、普通郵便ではなく、
- 手渡しで渡してくれる
- 配達記録が残る
- 金額の補償がつく
などのサービスがある方法で送ります。
・一般書留
・簡易書留
で送れば安心できるよね。
重要書類を普通郵便で送るのは、
相手に失礼であり送り主のビジネスマナーを
疑われることにもるからね。
「重要書類在中」どんなときに書く?
すぐ開封してほしい、なくなっては困る、急な対応が求められるなどの書類を送るときは、封筒に「重要書類在中」と書きます。
担当者に早く正確に届けてもらうため
会社には毎日多くの郵便が配達されてきます。
封筒に「請求書在中」と書かれてあれば経理担当、「履歴書在中」なら人事部です。
「重要書類在中」と書いておけば、雑に扱われることもなく、相手の作業効率が高まり、区分けする速さ、正確さも増すはずです。
担当者の目につきやすい
「重要書類在中」と書いてあれば、なんの書類が同封されているか、すぐ開封してもらえので、相手の行動を促す効果があります。
実際、個人宛の郵便でも「重要書類在中」なんて封筒に書いてあれば、目に付きますから、
え~、重要書類ってなにがはいってるんだ?
当然、自分にとって重要なものだと考え、とりあえずはすぐ開封してしまいます。
結果、ただのダイレクトメールだったりして、「どこが重要書類だ~」と怒ることもありますが、差出人の目的は達せられたわけです。
「重要書類在中」の文字には、相手の行動を、自然に開封へと促す効果があるということです。
「ダイレクトメール在中」ならそのままゴミ箱いきですから。
ですから、
どうしても、先方に見てもらいたいものには「重要書類在中」と書く意味はあるのです。
もちろん、受取人にとっても重要な書類でないといけません。
開封する時ていねいに扱ってもらえる
私のようにがさつな人間は、郵便封筒の封を指でビリビリ破って開けます。
下手すると、中の書類の一部まで破ってしまうこともあります(実際にありました)。
でも、「〇〇書類在中」て書かれてあれば、ちゃんとハサミを使って封を開けます。
指で開けるにしても、中の書類を傷つけないように慎重になるものです。
「〇〇書類在中」の意味
「在中」とは、中にその物があることです。
封筒、箱、包み紙などの表に、中に何が入っているかを表すために、「〇〇在中」と書いて用います。
例えば、郵便を送る際に、
- 重要書類在中
- 履歴書在中
- 請求書在中
- 領収書在中
- 見積書在中
- 写真在中
など、一般によく見かけると思います。
「重要書類在中」とは、「重要書類が封筒の中にあります、必ず開封して読んでくださいね 」と相手に知らせているわけです。
また、郵便以外ですと、引っ越しの際や衣替えで衣類を片付ける際に、ダンボール箱に、
食器在中、冬(春、夏)物衣類在中、などと書いておけば、箱に何が入っているかすぐ分かるので、あとから助かります。
自宅のダンボール箱なら「食器」「冬(夏、春)物」だけでも分かりますけどね。
まとめ
「重要書類在中」とは、「大事な書類が入っていますので、必ず目を通してくださいね」というメッセージです。
文字を書く位置は
・縦書き封筒なら、封筒の左下の場所
・横書き封筒なら、余白のお好きな場所
文字の色は、
・赤(朱)が目立つ色として使われることが多いが、
・黒色、青(藍)色もよく使われる。
結局は、自分がよいと思う色にすればいいだけです。
文字の大きさは、
・宛名の大きさを目安にして、
同程度から少し小さめぐらいにするのが収まりがよい。
文字は線で囲む?
・囲んでも、囲まなくてもよい。
・囲むなら、フリーハンドでなく
定規を使ってきれいな線で囲むこと。
文字は手書きする?
・手書きなら楷書体で丁寧に書く。
・スタンプを利用しても、相手に対して礼を失したこと
にはなりません。
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